ミリー グリム原作 モーリス・センダック絵
このお話はグリムからミリーという少女にあてたもので、守護天使のお話です。
戦争が始まり、母親は娘を深い森の奥へ逃がし、3日たって戻ってくるように言います。
娘は森の中で聖ヨセフ、守護天使と出会い、楽しい3日間を過ごします。
そして母親の元へ戻ると、実は30年たっていたのです。
そして、2人は喜びの再会をした後、永遠の眠りにつきます。
母娘は死を迎えますが、これが幸せな結末なんだと感じれます。
母から子どもへの深い愛情を感じれる本です。
他のセンダックの絵本と違って、この絵からは恐ろしさが感じられ、子どもの頃は少し怖いと感じていました。
センダックの力強い絵からは生きること、死について考えさせられます。
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